護符は日々の癒しに・・・

ずっと
手に入れたいと思っていた
信濃国分寺八日堂の蘇民将来(そみんしょうらい)
角大師(つのだいし)の護符。

必要なものは
いつの日にか
ちゃんと手元にいらっしゃるのですね。


↑蘇民将来(そみんしょうらい)の傘?の部分も美しい!


↑角大師(つのだいし)の護符(本当は玄関の戸口に貼り付けます)

祭壇に上げているので
毎日の祈りの際に手を合わせています。

じつは
信濃国分寺八日堂で配布されている
蘇民将来符は
ドロヤナギの木の手彫りで
なんともいえない
素朴で図柄の独自性があります。

民藝美術としての風格すら感じます。

それもあって国内でも有名で
なかなか人気もあり
大き目のものは
すぐに売り切れることで知られています。

今年は八日堂のコロナ感染対策で
蘇民将来符や角大師のお札も
通販されたのでさっそく申し込みし
無事に我が家に届きました。

蘇民将来(そみんしょうらい)の由来

蘇民将来(そみんしょうらい)については
疫病厄災除けのご利益があり
このような由来あるそうです。

むかし、武塔神が求婚旅行の途中宿を求めたが、
裕福な弟将来はそれを拒み、貧しい兄蘇民将来は一夜の宿を提供した。

後に再びそこを通った武塔神は兄蘇民将来とその娘らの腰に茅の輪をつけさせ、
弟将来たちは宿を貸さなかったという理由で皆殺しにしてしまった。

武塔神は「吾は速須佐雄の神なり。後の世に疫気あらば、
汝、蘇民将来の子孫と云ひて、
茅の輪を以ちて腰に着けたる人は免れなむ」と言って立ち去った。

次に、悪い病気が流行したら除厄の呪文として
「蘇民将来の子孫」と唱えるように武塔神が言ったが、
この呪文は蘇民将来符に「蘇民・将来・子孫・人也」と書かれている。

角大師(つのだいし)の由来

角大師(つのだいし)については
疫病厄災除け呪い除けのご利益があり
このような由来あるそうです。

平安時代、比叡山の高僧、良源(元三大師)が70歳代の時に、
世に疫病が流行りし人々は大変苦しんでいました。

良源はこの難儀を救うため、静かに座禅をし瞑想に入られると
姿はみるみるうちに変化し、骨と皮ばかりの恐ろしい鬼の形相になりました。

驚いている弟子のひとりにその姿を描き写させ、
絵を版木に刻み、お札に刷って祈祷し、開眼すると
一刻も早く民家に護符を戸口に貼るよういいました。

するとこの護符のあるところ病魔は恐れ
一切の災厄から逃れることができるといわれました。

コロナ禍で想う太平の心

何千年と経とうとも
やはり人が住まい暮らしている状態なら
必ずや起きるのが厄災です。

昔の時代には
流行り病は死を意味するわけで
さらには
食べることも暮らすこともままならないわけです。

武塔神や良源が
このような後生のことを
想っていたわけではないでしょうが
何千年経っても
ずっとかつてと同じ厄災に
やっぱりあってしまっているわけです。

それもなすすべもなく・・・。

人が願うことは
いつの世も同じなのですね。

そして
残念ながら
人が犯す罪過ちもいつの世も同じなのです。

ずっといい方向へ向かい続けることもなければ
ずっと悪い方向へ向かい続けることもありません。

だからこそ
昔あったことを忘れないように
繰り返し続けることが
大事なんだなーと最近つくづく思うのです。

蘇民将来(そみんしょうらい)も
角大師(つのだいし)の護符も
そこにあり続けていれば

またいつか
新型コロナウイルスのような
厄災が訪れた時
そんな時代があったんだと

振り返り
手を合わせて
ほんの少しでも
太平を想えればいいなと思っています。